心理学

心理的拘泥現象【社会心理学】

私たちはしばしば、個人であれ集団であれ、一度決めた決定事項について、たとえその結論が間違っていても覆せなくなるといった状態に陥ります。 これは、「心理的拘泥現象」が起こるからだと考えられます。心理的拘泥現象(Psychologica...
心理学

集団的浅慮【社会心理学】

個人だと正しい判断ができるのに、集団で協議すると間違った判断を下してしまうことがある。こういった性質は、「集団的浅慮」と呼ばれる。 集団的浅慮(group thinking)はアメリカの心理学者ジャニスによって提唱された。ジャニスは...
医学

Critical illness myopathy (CIM)/ neuropathy (CIP) についてのレビュー【抄訳】

Review of Critical Illness Myopathy and Neuropathy. Shepherd S et al, Neurohospitalist.2017 Jan;7(1):41-48. Introduc...
2021.08.06
心理学

社会比較説【社会心理学】

インターネット上では、玉石混交の様々な情報が渦巻いているが、中には、明らかにデマとしか思えない情報もある。 しかし興味深いのは、そういった情報を盲信的に信じてしまう人が、少なからずいることである。 こうした現象には、社会心理学...
心理学

敵意帰属バイアス【社会心理学】

世の中に、怒りっぽい人とそうでない人がいるのは何故だろう。 たとえば朝のラッシュ時、ホームで人とぶつかった時、「混んでいるから仕方ないな」「自分も不注意だった」と考える人と、「わざとぶつかってきた」と考えたり、舌打ちをしたりする人の...
心理学

沈黙のスパイラル【社会心理学】

人は、多数派に属したがる傾向を持つ生き物だ。 ドイツの社会学者、ノエル・ノイマンの提唱した重要な学説のひとつに「沈黙のスパイラル仮説」というものがある。 これは、自分たちが優勢と認識した側はより雄弁になり、劣勢と認識した側は孤...
心理学

認知的不協和【社会心理学】

人は、客観的には非合理的な屁理屈に囚われることがしばしばある。 たとえば、健康に悪いとわかっていてタバコを吸っている喫煙者の中には、「喫煙者でも長寿の人がいる」、「禁煙するストレスの方が体に悪い」と考えて、タバコを吸い続ける人も多い...
心理学

傍観者効果【社会心理学】

人通りの多い街中。突然倒れた人がいる。けれど誰も助けようとせず、みな素知らぬ顔で通り過ぎていく。そういった、見て見ぬふりをしてしまう心理のことを、心理学の用語で傍観者効果 (bystander effect) という。 傍観者効果と...
2021.07.31
心理学

多元的無知【社会心理学】

災害大国日本では、集中豪雨や地震・津波などによる被害が毎年相次いでいる。そうした災害時、避難勧告の発令下においても、逃げ遅れて被害に遭う人も少なくない。 災害時に人が避難しないのは、そもそも今起きていることが緊急事態であると認識して...
医学

主な抗菌薬の作用点

β ラクタム系メトロニダゾールニューキノロン系アミノグリコシド系テトラサイクリン系マクロライド系クリンダマイシンクロラムフェニコールストレプトグラミン系オキサゾリニドン系(リネゾリド)サルファメソキサゾールトリメプトプリムグリコペ...
タイトルとURLをコピーしました