海馬溝遺残【脳画像の正常変異】

放射線画像
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海馬溝遺残 hippocampal sulcus remnant

胎生期に見られ、成人では通常は消失する海馬溝の一部が残存したもの
脳脊髄液を含む小さな腔として、歯状回Ammon 角との間にみられる
海馬頭部から体部前半外側に多く、側脳室下角内側に沿った直径1~2mm の脳脊髄液等信号の腔として見られることが多い。
高頻度の報告では半数近くに見られるとされる。

参考文献:『よくわかる脳MRI 第3版 画像診断 別冊 KEY BOOK』(学研メディカル秀潤社)


よくわかる脳MRI 改訂第4版 (画像診断別冊KEY BOOKシリーズ)
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